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少しオフィスをオープンにすることにしましたNaoki Boogle

これまでの隠れた経緯

2012年5月、グランマが千葉県鴨川市から表参道オフィスに移転して1年と1ヶ月が経ちました。オフィスを一緒に活動してくれるパートナーや共感してくれる仲間にオープンすることにしました。いきなり!流行に乗った?と思われるでしょうが、これは思いつきではありません。すでにグランマには失敗経験があります。
2010年に千葉県鴨川のペンションを借り、宿泊型のCo-working Space「Ground-A」という形でチャレンジしました。

運転手しました、シーツ交換しました、掃除もレイアウト変更もたくさんしました。

が、なにぶん東京湾を横断して、車で2時間以上の距離がさすがに遠すぎました。それは来てくれる仲間のみんなにも、そして僕たち自身にとっても。そこで、2011年4月、オフィスを表参道に移転しました。徐々にオフィスの環境も整ってきました。そして、今回のオフィス解放宣言は当時、構想した計画へのリベンジです。

アジアの仕事にしよう

もう一つの事情は、僕たちが仕事でアジアにいることが増えつつあり、その影響でオフィスのスペースがいつも空いているのでもったいない!ということです。それにアジアの話を聞きたい、一緒に活動したい人はたくさんいるにも関わらず、あまり時間が取れていないこともあり、それなら一緒に働いてしまったほうがいいじゃないか、と身勝手な発想からスタートしました。

また、アジアから日本にもどんどんと遊びにきてくれています。そういったチャンスもみんなで共有したいなーと。これまでもそうでしたが、今後もオフィスはアジアからあらゆるジャンルの起業家や専門家が来たときに、交流できるスペースにしていきたいなと考えています。

ちなみに、これまでにも、4人のゲストが海外からやってきました。
・バングラディシュ IDEバングラディシュ
農家の収入向上から世界を変えようとしているNGO代表
・インド Nuerosynaptic
遠隔医療デバイスのソーシャルアントレプレナー
・インド World Health Partners
コンドームの普及活動を成功させた公衆衛生・医療の専門家
・インド Design for Change
世界30カ国以上でデザイン思考を教育現場で広げるアクティビスト

※どのサイトもかっこいいのが、悔しいところです。

来るだけではありません。グランマはアジアにも拠点を設けていきます。
バングラディシュでは現地NGOのオフィスを間借りしてます。
インドはインド経営大学アハメダバード校に間借りをしてます。
次はクアラルンプール。イノベーションを促進する国家機関YIMに間借り予定。

このアクションの延長線上にグランマが描いている将来のビジョンは南アジアでのアジアの仲間が集まってくる「デザイン工房+アジト」計画です。2014年初旬に計画しています。色々な所にアジアに分散的に間借りしつつも、一つのコアとなる拠点も創ります。

長くなりましたが、要するにアジアとつながっているということが僕たちと働くよいところかもしれません。

こんな人と働きたい

そこで今回は一緒にオフィスで働いていただけるパートナーを募集します。パートナーの基本条件はグランマで発生するお仕事を一緒に行える仲間です。場所貸しというよりも、仕事をシェアしたいと考えています。まずはオフィスの話よりも、お互いの仕事や趣味の話から始めましょう。一緒に働くからには空間をシェアして、お互いを理解したい、シンプルにそう考えています。仰々しいことはありません、基本的には格安で場所をお貸しするだけです。もちろん、グランマに関係のない仕事も好きにやっていただいて結構です。ランチも一緒に行けたらいいですね!

特に一緒に働きたいなとグランマが考えているプロフェッショナルとその理由を書いてみました。(特に間借りしていただかなくても、一緒に仕事がしたいです!)

社会課題に寄り添うデザイナーさん、特にグラフィックが得意な方
世界を変えるデザイン展以降、僕たちにデザイン業務が流入しておりますが、実は展覧会から約一年後に正式なデザイナーがジョインした会社です。仕事の量が増えてくると、一緒によきアウトプットを出せる仲間も増やしたくなります。単純にオーダーが最近、増えているからという都合もあります。

日本の地域で活動される方
→グローバル化の最終ゴールはローカルへの着地、生まれ育った場所への帰還なのでは?と買ってに考えています。だから、地域でその資源に可能性を見いだし、地域のコミュニティに寄り添いながら、仕事をされている方と一緒に仕事をすることに新しい可能性を感じております。ぜひぜひ東京での拠点に利用してください、アジアと地域の意見交換がしたいです。ちなみに最初のパートナーは大学生を地方の町長のもとでインターンするプログラムを実践しているInnovation for Japanなどを推進する林くんです。

日英で発信しているライターさん(英語でお仕事されている方)
→英語での発信がかなーり増えてきていますが、プロフェッショナルに英語を操れる人材が不足しています。近くにいてくれると、ブロークンイングリッシュ派のグランマメンバーも安心します。もちろん、外国人の方、留学生の方でもウェルカムです。

一緒にグランマと事業を創ってみたい方
→アイディアを叩き台に話し合いができたら,最高です。今年は5つ新規事業をスタートさせたいという野望があります。アジアで何かやりたいけど…、前に進んでいない、計画だけは頭にある方、グランマオフィスで化学変化を起こしましょう。

オフィスはカオス、だけど静か

まだまだ、空いているスペースを貸し出しているという状態なので、設備や環境はそこまでよくはないのですが、一緒に仕事がしたいと思ってくださる方、ご連絡お待ちしております!今週末にはパーティションができあがります。

条件
期間:3ヶ月〜
人数:3名を募集(2012/6/30までの間)残り2名
家賃:利用条件によってかなり変動しますが、10000〜20000円のあいだ
利用可能時間:平日 9:00-20:00(夜及び休日はCaes by Caseです)
ワークスペース:フリーアドレス、徐々に整備していきます。
プリンター:大量でなければ、自由にご利用ください(遅いです)
その他設備:無線LAN、トイレ、ベランダの喫煙所、ポット、冷蔵庫
飲み物:コーヒー(一日一ドリップまでOKです)
場所:渋谷区渋谷4-2-5
連絡先:yamamoto(a)granma-port.jp (a)→@

※クローズドな会議スペースはありませんが、徒歩5分圏内にカフェが豊富です。

最後に、想像力
書き途中です。明日、書きます。


Posted – 5月 6th, 2012
under Work@Granma
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Design for Change in Japan!Naoki Boogle


4月後半、「Design for Change」のグローバルディレクターのAnshul Aggarwal(以下、アンシル)が日本にやってきた。オープンな場でのデザインシンキングに関する講演、Design for Changeや教育に興味がある人を集めての場づくり、企業内でのワークショップ、この3つの動きにすべて帯同してまわった。飲み会も3日連続であって、そのうち2日は参加。ホテルも自宅の近所で、帰り道などでも十分過ぎるくらいに彼に話を聞かせてもらった。ここまで同じ活動家に帯同して、話を聞くことは僕にとっても珍しいことだ。

世界中で、古い教育のパラダイムを変えることの重要性とその理解が高まりつつある。社会はクリティカルで、イノベーティブかつ責任感のある市民を必要とし、ビジネスは新しくより良いソリューションを開発できる従業員を必要とし、個人は潜在能力を最大限に発揮できる21世紀の新しいスキルセットを必要としている。Design for Changeは教育のパラダイムを変える挑戦をする、と同時に一方では世界中の子供たちに地域社会でよりよい影響を与えるため、この世界の内に望む変化になるために必要な力と権限を与える活動を行っている。

“Design for Change”は子供たちに、より良い世界をつくるために自分自身のアイデアを表現し、行動する機会を与えるために設計されたグローバルなムーブメントで、おそらく教育のムーブメントとしては世界最大の広がりをみせている。2011年には33カ国と30万人以上の学校で実行され、デンマークのデザインアワードである”Index Award”を受賞した。子供と大人は “I Can!”というキーワードの重要性を”Design for Chnage”のプログラムを実行すること通して学び、子どもたちは自分たちで身の回りの世界を変えている。

toolkit_teacher

“Design for Change”のプロセスは「FEEL→Imagine→Do→Share」という4つの非常にシンプルなプロセスである。そのプロセスはダウンロード可能かつカスタマイズ可能なツールキットを教師に提供されており、現在は点字を含む15カ国語に翻訳されている。

21世紀がこれまでにないスピードで変化する時代であること、生産が基盤となった工業化時代から知識が基盤となった社会に変化したこととこの手法は切り離せない関係にある。工業化時代に必要とされていたスキルとは異なるスキルセットが21世紀現在、必要となっている。デザイン思考とこれに関連したクリエイティブな方法論は、この先何が起こるか分からない世界に直面する次世代のために、必要なスキルを提供し、必要な学習環境を確立するメソッドの一つである。デザイン思考は望まれている未来を生み出すことができる。ダイナブックを開発したアラン・ケイも「未来を予測する最善の方法はそれを発明することだ」と言っているが、この急速に変化する時代には、子どもたち自身が”変化となる”ことが重要なスキルセットで、それを手助けするのがDesign for Changeのプログラムである。

Design for Change can now truly reach its vision of being able to infect all children with the ‘I CAN’ bug.

“We basically gave children a very simple challenge. We said, take one idea, anything that bothers you, choose one week, and change a billion lives,”

子どもたちが、そして先生たちが、そして大人たちが忘れてしまった”I can!”。それを子どもたちに、そして先生たちに、そして大人たちに取り戻す。
それは子どもたちが自ら変化となることからはじまる。その変化は周りを巻きこみ、自ら創りだしたい世界をつくり、世界と共有し、世界の小さな変化の原動力となっていく。その小さな変化のネットワークと積み重ねに僕は新しい世界を創っていく原動力を見てしまった、そこに秘めたる可能性は計り知れない、子どもたちは無限の可能性を持っていると思う、僕たちよりも長く生きるという意味だけでなく、その想像力とまだバイアスのかかっていない自由な発想が源泉となった可能性を持っている。

確固たる信条を持ち、まずは広げていくこと、そしてそのために取った手法もゲリラ的である、そのやり方は日本では厳しいかも、と何度か話しているときに聞いたが、そんなに日本をスペシフィックな国に自分たち自身で決めつけないことが大切だろう。違いよりも共通点のほうが多いから、それは乗り越えられる。たった3年で35カ国2100万人に広がったDesign for Changeのユニバーサルなアクティビティは生きる能力を身につける上で、普遍的な要素を兼ね備えている。

運営資金は?どこから調達するの?という質問はこういった活動につきものだ。「必要なとき、必要なだけ、集める、お金だけでなく、共感してくれる組織にモノとして提供してもらう。絶対に子どもたちにとって大切な活動をしているからお金は後からついてくる。」創業者以外にも確実に活動の価値が伝承されており、信条の強さが際立っているように感じた。まずは自分たちが価値があると信じた活動に集中して、そこから新しい価値を生み出そうとしている。TEDのKiranの感動的なプレゼンもぜひ見てほしい。

Design for Changeが考案中のビジネスモデルは未知数だが、かなり魅力的だ。それは子どもたちのアイディアを社会起業家や中小企業に買ってもらい、スケールアウトするというものだ。アイディアの起点が、もっとも自由な発想を持つ子どもたちであれば、繰り返しにはなるが、可能性は無限だ。


 
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Catalystという役職とジレンマ Naoki Boogle

グランマに所属するメンバーがそれぞれにつけるタイトル、要するに役職について。僕がはじめて入社した会社はヒラ社員には所属している部署名しか与えられないところで、ちなみに名刺には”営業1部営業3課”とかかれただけだった。営業マンであることはわかるが、それ以外は何も伝わらない。コミュニケーションをする職業として損をしているなーと思っていた。一方で社外で少人数のスタートアップによく見られる現象、代表以外のメンバーも全体の人数が少ないために、取締役だったり、COOという肩書きを担う現象。トップはその責任感と背負っているリスクが一番大きいと思うし代表を名乗るべきで、CEOと名乗るのはかっこいい。だけれども、2番手以降、特にそれほどの経験を積んでいないチームがそうやってあたかもすごいことをやっているかのようなタイトルを付けることに違和感とダサさを感じていた。個人の名刺で派手すぎるものは門外漢。引いてしまうことが多々ある、そういった世界では役に立つのであろうが、一般のヒトたちにはアレルギーが強すぎる。ちなみに、グランマは立ち上げて、ロゴもなく勢いで名刺を創ったので、最初の1年はなんの意図もないタイトル(役職)だった。

「事業統括コーディネーター」

統括するほどの事業ないなーって自分で自分に突っ込みを入れていたし、渡すときにはいつも自尊心を削られる。コーディネーターとかディレクターとかプロデューサーとかの違いもよくわかっていなかった。なんかいまいちだな、と自分でも思いながら名刺を渡り歩く日々。そんな中、2010年初冬、紹介で富士ゼロックスKDIのメンバーに出会った。今でもその方にはその当時以上にお世話になっている。最初に名刺を渡されたときは本当に衝撃だった。富士ゼロックスという硬派なイメージのある会社にも関わらず、名刺には『Happy Alchemist』と書いてある、直訳すると「幸せの錬金術師」。やられた!と瞬間的に感じた。名刺を渡すとき、一見普通の名刺なのに、よく見てみると、そのタイトルが少し変わっている、しかも自分のアイデンティティを示す、そしてかならず突っ込まれるが故、自分自身をプレゼンするチャンスが生まれる。なるほどと論理的な理解もあわせて行い、グランマでも取り入れることにした。

「Catalyst」

catalyst
音節cat・a・lyst 発音記号/kˈæṭəlɪst/
【名詞】【可算名詞】
1【化学】 触媒.
2促進の働きをするもの.
3相手に刺激を与える人.[CATALYSIS から]

僕が今、名刺にプリントしているタイトルである。講演会などにお呼ばれすることがたまにあるが、言葉だけ先走るとよくわからない、説明を加えれば(おそらく)一瞬で理解してもらうことができる。

2010年当時、名刺を渡した際に3つの質問をほぼ確実に聞かれた。

1.グランマってどういう意味(どういう経緯でつけられたの?)

→要するに多くの人はまるで老人ホームの名前かのように思っている。

2.なんで鴨川にオフィスがあるの?(今日はわざわざ鴨川から?)

→なんでそんな遠いところに、とわざわざありがとうございますとご足労し過ぎだろ!と。

3.ところでカタリストって何?(しゃべる人?語りスト?)

→そもそも意味がわからない、突っ込まざるを得ない。最近は徐々に説明することが面倒になってきて、「欧米でもこのタイトルの役職が増えていますよ」と逃げることが多い。最近は「Co-founder」を追加することにしている、実際に嘘偽りなくそうであることと、そちらのほうが面倒な説明を省くことでき、周りに迷惑をかけないから。

そもそも「Catalyst」というタイトルをつけた社会的な風潮及び認識とかなり個人的な経緯を綴りたい。ハーバード・ビジネス・レビュー2008年1月号に掲載された『Disruptive Innovation for social change』ではイノベーションには2つのカテゴリーがあると、『イノベーションのジレンマ』で有名なクリステンセンが語っている。 

(1)持続的イノベーション(Sustaining Innovations) 
(2)破壊的イノベーション(Disruptive Innovations)

その中で、Disruptive InnovatonsにはCatalytic Innovators(触媒的イノベーター)の存在が必要であると書かれている。では、触媒的イノベーターとはどのような存在か?5つの特質が本文に書かれていたので、引用した。

触媒的イノベータの5つの特質:
1. They create systemic social change through scaling and replication.

2. They meet a need that is either overserved (because the existing solution is more complex than many people require) or not served at all.

3. They offer products and services that are simpler and less costly than existing alternatives and may be perceived as having a lower level of performance, but users consider them to be good enough.

4. They generate resources, such as donations, grants, volunteer manpower, or intellectual capital, in ways that are initially unattractive to incumbent competitors.

5. They are often ignored, disparaged, or even encour- aged by existing players for whom the business model is unprofitable or otherwise unattractive and who therefore avoid or retreat from the market segment.

引用先:http://impact.sva.edu/core/wp-content/uploads/2010/06/hbr-disruptive-innovation-for-social-change.pdf

破壊的イノベーションは、旅行,通信やコンピュータ業界などの産業構造に大きな影響を与えており、しばしばプロセスの社会的変化をもたらしている。しかし、破壊的イノベーションによって引き起こされる社会変化、つまりSocial Changeは、実は「意図しない」ものであるらしい。ビジネス上では単にビジネスチャンスを追求するの副産物で破壊的イノベーションは生まれるのだが、触媒的イノベーションにとって、社会革新(Social Change)は本来の目的であるらしい。
(※英語の意味が難しい)

個人的な経緯としてそもそもハーバード・ビジネス・レビューの存在を知らずにCatalystというタイトルに決めた。その決定の経緯は高校時代に遡る。

N2(g) + 3H2(g) 2NH3(g), ΔHo = −92.4 kJ mol-1

ハーバー・ボッシュ法。空気の組成成分として、窒素(N₂)は80%、水素(H₂)は数%含まれている。空気中にあるだけでは、N₂とH₂は結合することはできないが、そこに特定の環境とそれを結び付ける触媒(Catalyst)この場合は酸化鉄を媒介させることで、アンモニア(NH3)を組成することができるようになった。この技術は世界を大きく変えた。糞尿が中心だった農作物の肥料に革命をもたらした。現在では、世界のたんぱく質源の3分の1がハーバー・ボッシュ法の恩恵を受けていると言われている。世界の人口が滞りなく増加したのはこの発見の恩恵が寄与しているとも言われている。ハーバーのは「空気からパンをつくった人」の異名を持っている。

触媒(Catalyst)そのもの単独で存在していては、自ら価値を生み出せない、だけれども、特定の条件下で価値のないものと価値のないものを繋げることで価値の有ることを生み出す、そのハーバー・ボッシュ法における触媒のようになりたい、化学反応を起こす人間になりたい、後からそう思った訳だが、その当時は触媒の存在に驚き、その発見に憧れた。同空間にあっても、単独では生まれない価値を、触媒(Catalyst)と特定の環境が存在すれば、新しい価値が発生する。それを実験室から社会をフィールドに変えた。実験室は社会、社会に存在する無数の素材。しかし、単一で存在して、結合しないままにいると価値のないものが多数存在する。僕はそれらを見つけ、化学式を創り、それを加速する触媒になりたい。そう思うと生きているのが楽しくて仕方がない。毎日が発見の連続。触媒(Catalyst)は僕の行動における大きな意味を持つメタファーだ。

さてさて、グランマの他メンバーもかなり独特のネーミングをしています。惟のグレートコミュニケーターは永遠のネタ、いや名誉となるでしょう。最近、ロナルド・レーガン元アメリカ大統領がグレート・コミュニケーターと呼ばれていたことで自信をつけています。タイトルを必死に考えたときよりも、考えた後に実際にそれぞれ名刺を渡すときが大変です。各メンバーが多くの人の怪訝な表情に出会ってきているはず、そのマイナスの状況をいかにプラスに転じることができるか、その自らのアイデンティティを武器に逆境を乗り越えてほしい、そしてもちろん僕もここでまとめたように嘘偽りのない価値を提供できるよう精進していきたい。

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Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2008年 01月号 [雑誌]
著者 :
出版社 : ダイヤモンド社; 月刊版
発行日 : 2007/12/10
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アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)
著者 : パウロ コエーリョ、Paulo Coelho、山川 紘矢、山川 亜希子
出版社 : 角川書店 (1997/02)
発行日 : 1997/02

本日の気づき:書くことがきっかけで考える。僕はそういう人種であると最近、ようやく28年目にして理解してきた。尊敬するくらしの良品研究所の土谷さんのコラムにも。


 
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アジアでアジアの仕事づくりNaoki Boogle

代表がマーチャント・アドベンチャラー(merchant adventurer)と名乗り、海賊のごとくアジアを開拓している。引っかかるだろう、なんだ?Merchant Adventurerってのは?14世紀から15世紀の大航海時代に、航海図も未発達で、地球が丸いことも認識されていたかどうかの時代に、未知の海へと乗り出し、貿易で莫大な財産を築き上げた冒険野郎のことをそう呼ぶのだ。代表的な人物はコロンブスやマゼランなどの探検家であろう。余計な知識だが、イギリス・ヨークにはマーチャントアドベンチャラーズホールがある。

話を戻そう、グランマ代表本村拓人は年間のスケジュールで考えれば、2/3は日本を離れている。2012年4月22日現在はネパール・カトマンズ。これでも話は戻っていない、「日本で日本の仕事をする」「日本でアジアの仕事をする」「アジアで日本の仕事をする」の話だ。会社の成長が一つの物語だとしたら、仲間との出会いの繰り返しと自信の脱皮がひたすらに繰り返され、ゴールにたどり着き、帰還した後に再び試練がやってくる、そのサイクルを回し続けるのだろう。

「日本で日本の仕事をする」

Webやプロモーション動画を制作したり、プロボノ的働き方を推奨するイベントを開催し、ソーシャル・モチベーション-Socimo-について語らう会を主催し、ぱっとしなかった2009年のグランマは「日本で日本の仕事をする」フェーズであった。アジアの息吹がはじまったのは、創業メンバー3名でフィリピン視察に出かけたあたりからだ、グランマに突いて何か語るときには、このフィリピンは外せないマスターピースとなりつつある、バックパッカーだった3人が団体行動ができるわけもなく自由気ままに過ごしつつも、お互いの色を認識した旅だった。

「日本でアジアの仕事をする」

フィリピン以後、僕たちはできるかどうかは置いてきぼりにして、海外、とりわけアジアの仕事を増やそうと躍起になりはじめた、コンテンツ提供であったり、海外の課題解決を軸としたCause Related Makreting(寄付つきマーケティング)の提案など、そのとき、自分たちが持っていたリソースでできることを必死に形にしようともがいていた。その背後で「世界を変えるデザイン展」という企画の原案ができた、そのきっかけはフィリピンのゴミ山で見た風景だった。

「アジアで日本の仕事をする」

Photo by numa

Photo by numa


世界を変えるデザイン展開催後、しばらく仕事がなく、会社ごと失業したような状況であった。そんな中、オフィスも都内から千葉県鴨川市に移転した。海外、とりわけアジアの仕事をするなら、都内にいなくてもできるはずだ!、と海の見える元ペンションに移転したのだ。そこで人々を魅了するコンテンツを生み出し、何度も来たくなる景色とホスピタリティさえあれば、なんとかなると考えた無謀な挑戦だった。無謀だけどなんとかなるという計画性のないベンチャーマインドはだいたいは失敗する、案の上、うまくは行かなかったが、その反面、日本の大手企業からアジアでのリサーチを手伝ってほしいという依頼がはじめてやってきた。それは、2兆円の売上を誇る大きな企業からだった。

「日本もアジアの一員であると認識する」

現地でのリサーチがスタートすると、アジアから見える日本、日本から見えるアジア、この2つのギャップを感じるようになる、日本人は日本とアジアを分けて考え、日本人とアジア人は違うものとして考えがちであることに、自分も潜在的にそう考えていたことに気がついたのだ。もちろん、日本はアジアで最初に先進国の仲間入りをしたという先輩意識はあり、日本を追随するという構造はなくはない。しかし、経済的な成長が先に進んだからといってアジアでなくなるわけではない。地理的には海を挟んではいるが、古代からずっと超大国の中国の周辺国であり、アジアの一員である。しかし、無意識的に自分たちは他のアジア諸国とは違うという選民意識に似た優越感を持っていたんだろう。また、別の側面からはインターネットの浸透により、中間層以上は世界のどこかで起こった変化に同じく反応し、行動するような同時代性を共有している。同じ情報を起点にアクションしている、その感覚に僕はしびれてしまった。

「アジアでアジアの仕事をする」
具体的な動きから一気に前に進みつつあるのが現状だ。まだまだ先行きは不透明、ただ突っ走る先だけは決まっている。


インド経営大学の教授であり、Honeybee NetworkのFounderであるAnil Guptaとパートナーシップを組み、草の根から起こるイノベーションを生み出していく。


マレーシア政府の外郭団体であるYIM(Yayasan Inovasi Malaysia)とKLワールドイノベーションフォーラムというカンファレンスを共催することが決定。


・「Design for Change」というインド・グジャラードからスタートしたデザインシンキングを子どもたちの教育に、そして地域や身近な課題解決に役立てる動きに、そのアイディアからイノベーションをもたらそうという画期的なアクティビティを日本で広げる動きがはじまった。

ものがたりはまだまだ続く。